英語の勉強は日本人の永遠の課題!?
英語があまり話せない・・・と自信のない日本人は多いと思います。
「Do you speak English?」
と外国人に聞かれて
「No, I don’t speak English.」
え?話してるよね?英語。
みたいなシーンは良くあると思います。
日本でも今や小学校でもネイティブの先生のクラスがあったりしますが、ひと昔前だって少なくとも中・高校と6年間は必死で勉強しています。
大学に進学した人であれば、なんと10年間!!
これだけみっちり文法や読み書きは勉強しているのです。
そうなると・・・肝心なのは話すことと聞くことが圧倒的に足りていない・・・
ここなんですね、問題は。
英語の参考書、本、教科書は多すぎる!!
先日、ちょっと時間が出来たので、大きめの本屋さんへ寄ってみました。
最近のトレンドを知るには絶好の場所ですよね!
そして語学、英語・英会話のセクションに立ち寄ってみると・・・・
驚愕の英語本の多さ・・・・!!!
いろいろと教科書や参考書を買った事があって、ある程度選定眼があると自分では思うのですが、それでもこの種類の多さ加減をみた瞬間、もうそこから離れたくなってしまいました。(苦笑)
これは本屋さんの問題でもあるかもしれませんが、その本屋さんの「お薦めTop3」とかやってくれない限り、シロウトには選べませんよね、なかなか。
ちょっと話が反れますが、ちょっとここで問題です!
<次のどちらがジャムが売れたでしょう?>
スーパーの売り場でジャムの試食をやっています。
フレッシュな果物で作られたジャムで、どれもとても美味しそうです。
1)あんず、オレンジママレード、ブルーベリー、こけもも、ルバーブ、りんご、ラズベリー、いちご・・・などなど12種類の美味しそうなジャムの小瓶が空けてあり、クラッカーにつけて自由に試食できるパターン
2)大粒のイチゴがごろごろ入った真っ赤なジャムと津軽産のリンゴで作られた限定品のジャムの2点を試食
さあ、どちらの方が売上が良かったでしょうか?
1番のようにいろんな種類があると、ついあれもこれも買いたくなるパターンはありますが、答えは2番です。
そう、バイヤーが品質の良いものを2点だけ厳選してそれだけを試食してもらった方が売れるのです。
2番の場合は、お客様はすでに「どちらかを買おう」と思って悩んで1つに決めることが多いでしょうけれど、チョイスが多すぎると、全部試食したあげくに決められず、「今日はまあいいか。」と買わずに帰ってしまう率が増えてしまいます。
ちょっと英語の勉強には関係ないようですが、ちょっとだけあります。
種類が多すぎる本屋さんで悩み続けるよりも、実績のある方のお薦め本であるとか、その教材を使って上達した実績を持つ方のお薦めを購入して、それ一筋で勉強した方がはるかに効率的です。
TOEICはされど優秀だと思う
TOEICにチャレンジする方は多いと思いますが、あのテストはなかなか良いと思っています。
膨大な量なので、時間配分が難しいですが、文法、長文、短文、リスニング、ここまではそろっています。
そして最も良いと私が感じるのは、教科書的な文章ではなくて日常的に起きるような会話文や事例で問題が作られていることです。
TOEICの過去問題や参考書を買ってそれを徹底的にこなすだけで英語力はかなりアップしますよ。
そして、言葉のルール的なものも肌感覚で分かってきます。
そして、ボキャブラリーもだいぶ増えると思います!
リスニングテストも絵を見ながら正しい答えを書いたりするものですが、かなり脳の訓練になります。
以前、教室に通われたことのある20代女性は、最初600点台だったTOEICが、2年後に900点台にまでアップしました。
点数の目安は、最低限仕事で使うなら600点台くらい、ビジネス英語で通用するのは700-800点。
900点以上になればほぼネイティブとやり合えるくらいの力はある、という感じでしょうか。
TOEICの後は、足りないSpeakingをどうするか?
ただ、TOEICで足りない部分はどうしても「話す」こと。
こればかりは実地で訓練するしかありません。
いくら一人で話す練習をしても、なかなか上達は難しいですよね。
第一、発音が合っているかどうか確認も出来ません。
そこはやはり「どうしても英語を話さざるを得ない状況」を自分で故意に作るしかありません。
・外国人のいそうなイベントに参加して積極的に話しかける
・英語圏へ個人で海外旅行する
・英語を話すことが必須の仕事につく
・英語のプレゼンテーション、英語を話すミーティング、出張などを引き受ける
上記のように、ちょっとだけ自分には難しいかも?
と思われるくらいのチャレンジをしましょう。
そして、もしも英語のプレゼンテーションをやることになった場合などは、必ず何度も練習です!
最初はメモ書きなどを見ながら鏡に向かって話しかけるように練習し、何度か繰り返したら、今度はなるべく見ないで練習をする。
これを繰り返していくとどんどん上手になります。
例えば、ネイティブ講師の英会話レッスンを受ける時は、事前に話すトピックについて練習してくると効果的です。
メモを見ないで、先週末の小旅行のこと、最近見た映画のことなど、話してみて途中で先生に直してもらってください。
間違った箇所などはノートを取るのをお忘れなく!
仕事が出来る人は必ずメモを取るといいます。
英語の上達もまったく同じですね♪
<ポイントアドバイス>
★ 信頼できる人のお薦め教科書やTOEICの問題集、1冊を決めて徹底的に反復学習を。
★ スピーキング練習は、鏡を見ながらメモをみなくて済むまでやろう!
頑張っていきましょうね!!