スリランカに行った時に、アーユルヴェーダの施術を受ける前にドクターの問診がありました。人の体質は大きく3つのエネルギーに分かれているということで、「ピッタ=火」「ヴァ―タ=風」「カパ=水」のどの体質かということを教えてくれます。
それによって、もっと多く摂った方が良い食べ物や運動などが分かるという訳です。
私はピッタ+ヴァ―タ体質ということで水が足りない、毎日2リットルは水を飲みなさい、と言われました。
そして最近不眠であることを伝えると、瞑想を教えてくれたのです。
「瞑想というのはね、何も胡坐をかいて目をつぶらないと出来ないものではないの。何かにものすごく集中することが瞑想そのものなのよ。」
そんな説明を受け、朝のヨガのレッスンの時には瞑想ウォークとも言える、「足、大地を踏むこと、前に足を出すことだけに集中する」歩き方を一緒にやったりもしました。
さて、不眠の解消ですが、なんとも簡単でした。
・ヨガのリラックスのポーズ、いわゆる大の字で寝る。足は開き、手も少し体から話して手のひらを上に向ける
・ゆーっくりと息をする。その息が鼻を通る感触、吸うことと吐くことだけに集中する。
これを何回か繰り返していると、次の朝、何度やったっけ?と全く思い出せないくらいすんなりと眠れるのです。
食事をするときも、何かとながら食べではなく、食べているものが作られた場所とか、作った人などを思い浮かべて、この食べ物が身体や血を作るという感謝を込めていただくといいですね!
シンプルな瞑想、お疲れの看護師さんにも、眠れない患者さんにも良いと思います。