漢方薬とハーブの力、でも気を付けたいことは・・・?

加齢臭がない外国人!?

以前、健康の仕事をしている友人に、

「どうして体臭って出てくるのかしら?」

「特に加齢臭と呼ばれるものって、外国人にはあまり感じない気がするんだけど・・・」

と聞いてみたことがあります。

そうすると彼女の答えは!

「あ、それは西洋人は食事にかなりハーブを使うからよ。」

と言われたことがあります。

彼女は、アメリカのハーブマスター資格を取った人なので、かなりこの分野や、精油、予防医学に詳しいのです。

レモンを良く使い、油はオリーブオイル、そしてお魚にもお肉にも、ハーブをふんだんに使った地中海料理などは、日本人の口にも合いますよね。

そうすると・・・

日本食というのは、大変優れているんだけど、ハーブ使いに関しては、ちょっと勝てないのかもしれないと思います。

ベランダなどで、ポットに苗を植えておくととても便利なものには・・・

・ローズマリー

・イタリアンパセリ

・オレガノ

・バジル

・ミント

・コリアンダー

などがあります。

でも、バジルは、虫や鳥も大好きなようで・・・気が付くといっぱい食べられていることも!

そんな時、匂いの強いローズマリーをお隣に植えておくと効果的ですよ♪

さて、お食事に利用する程度の量は特に心配することはありませんが、お薬がわりにいただくハーブは、ちょっと気を付けたいです。

 

中国の漢方とハーブ

 中国の漢方も、英語にするとChinese Herbと総称して呼ばれているようです。 そして、漢方薬として処方する漢方の材料となるものは、生薬。

日本では、残念ながらハーブや精油は医薬品として認められていないのですが、外国では医薬品として使われるハーブもあるようです。

ハーブマスターの友人も、ハーブからチンキ剤を作ったり、クライアントの健康状態に合わせて、アロマスプレーを調合したりしています。

なるべくなら化学的なお薬に頼らずに、良い食べ物やハーブ、漢方など自然なもので養生して治るのが一番、と思います。

ただ・・・漢方薬、やはりお薬ですので、なんでも誰にでも良い訳ではありませんので、気を付けたいところです。

有名なものには、日本でも一時有名になった霊芝、冬虫夏草、クコ、杏仁、甘草、竹葉、などなど。ハーブというと葉だけを思い浮かべますが、漢方薬には、根っこの部分や、鹿の角(ワシントン条約の規制で個人で持ち込めないですが・・)や牛黄(牛の胆石!)など、動物系のものも入っています。

香港などで、薬屋さんに行くと、グロテスクな感じのするカタチの干されたものが瓶詰めになって、陳列されていたりします。

以前、香港で有名な漢方医だということで、診察していただいて、漢方薬を購入して帰ったことがあります。

煎じて飲むのですが・・・

うわーーーーっ、という味。

それでも、健康のため、と思って息を止めるようにして飲み込んだいたのですが、なんとしばらくして、皮膚が荒れ放題になってしまいました。

デトックスされ過ぎて、脱水になったような感じです。

しばらく治らずに、結局皮膚科で治したという経緯がありました。

この経験で、漢方薬も本当に身体に合っていないと怖いと思った次第です。

 

頼りになる中国常備薬は?

一方、香港でいつも購入する市販の漢方薬は、風邪の引き始めなどに即効で効きます。 さすが~、と思いますね。

そして、実は本当に重宝で愛用しているのは、「白花油です♪

500円くらいで空港でも買えますが、頭痛、肩こり、鼻が詰まって・・などという時、塗ってから寝ると、次の日は爽快です!

また、有名なタイガーバームもなかなかのもの。ちょっとした水虫的なものや、傷口がすぐに治ります。

ぜひ探してみてくださいね。