世界一ハッピーな国!?

他国のいいところ取りをしよう!

「マイケル・ムーアの世界侵略のススメ」という映画をご存知ですか?

なんらかの問題提起をする映画の多い、マイケル・ムーア監督のこの映画は、北欧やフランスに行って、アメリカでは考えられない教育現場の姿や、世界一ストレスのなさそうな刑務所などへ訪れたりして、そのアイディアをアメリカに持ち帰りたい!という内容。

とっても面白いので、Amazonなどでレンタルして観てみてくださいね♪

日本人の私達としても、子育て、教育、環境保護などいろいろと学ぶところが多い北欧ですが、以前、私はデンマークに視察旅行に出かけた人達の勉強会に参加させていただいたことがあります。

 

持続性を真剣に考えるデンマークという国

過去にデンマークで原発が建設されそうになった時に、それを反対する活動をする若者達の活動が
国が原発導入を辞めるトリガーとなった話でした。
その決断の直後にチェルノブイリ事故がおきます。デンマークのエネルギー自給率は2015年には89%。

日本は4.4%です。

2050年までには、50%を風力とし、
自給率100%まで持っていくゴールがあるとのこと。

サステイナブルな国のために、そして国民の幸せのためのゴールがはっきりしています。

その勉強会での学びを下記に箇条書きにしてみました。

 
※下記、( )は私の独り言です。 ♥
 
■ デンマークはどんな国になりたいかという目標、ゴールがクリア。しかも2050年まで考えられている。 ゴールが決まっているから、政権やリーダーが変わってもゴールは変わらない。
  
■ デンマークでは国は国民を信頼しているし、国民は国を信頼している。いわばLOVE LOVEな関係なのだ。 
  
■ 20年前の一人の原発反対者が仲間を集めて、データを集めて、地道な活動を平和に行っていった結果が、国の決断を変えた。
攻撃的になりがちなデモなどでなくても、物事を解決する手法がある。データに基づく交渉には説得力がある。

■ 結局、自立心のある、意見のある、自主性のある個人、というのが大事。

 

 ■ 日曜日は車禁止!という時がオイルショックの後にあったという。 日本もそのくらいゆっくり経済でいいのでは?

(車がないと配達が遅れたり、いろいろと不便なこともあると思うけど、もうちょっとゆっくり生きたいな。)

 
 ■ 個人個人の幸せもあるけれど、個人の幸せも環境がそうしてくれている。

( 一人ひとりが環境(人も物も自然も)を大事にすれば、もっといい世の中になるんじゃないかな。)

 

 

消費税は25%

世界一安心して住める国、と国民が思っている
デンマークの消費税は25%。

所得税にいたって所得によって40-60%。

学費は大学までタダ。

(そういえば、スイスも確かそう・・)

高校から大学に行く前に、モラトリアム期間として
学生達は世界中を旅したり、好きな事をして、自分に合うものを見つけることが出来る。

 

福祉が充実していると、自分のお金は
純粋にやりたいことや、家族の幸せのために
使うことが出来るという、シンプルな幸せの構図です。

貧富の差も生まれにくいですね。

・自分が心地よく幸せだと感じるのに何を選んでいくか?

・どんなビジネスをしていくか?

・どんな貢献をしていくか?

・世の中にどんな自分の在り方を残していけるのか?

・もっとちっちゃな世界でいうと、子どもにどんな親だったということを残していけるのか?

 

自分の環境を幸せにする!と決めて、身近なところから出来ることを一人ひとりがやっていくと、もっとハッピーな世の中になるのでは? と感じます。